甲状腺の病気に気をつけよう|自己判断は禁物

発生は稀ですが

胃で消化した後に通る管

お腹をおさえる女性

十二指腸と聞いて、どこにあってどんな働きをするかご存知でしょうか。胃や肝臓、腸など名前を聞いただけで、場所も働きもわかる臓器がありますが、十二指腸はあまり話題にならないかもしれません。指12本分の長さがあることが、名前の由来である十二指腸ですが、胃と小腸の間にあります。胃で消化した食べ物を、さらに消化させる消化管です。胆のうや膵臓ともつながっていて、胆汁や膵液が十二指腸に入ってくることで、消化吸収が促進されます。十二指腸の病気といえば、十二指腸潰瘍を思い浮かべるのではないでしょうか。これは十二指腸の粘膜が、ただれることによって起こります。十二指腸には、がんも発生しますが、発生率は他の臓器などと比べると低く、3パーセント未満です。そのため、十二指腸がんについては、あまり研究が進んでいません。

初期症状に乏しい

十二指腸がんは、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。腹痛や吐き気など、進行すると症状があらわれますが、これらの症状だけでは、検査をしない限り十二指腸がんと気が付くことは稀です。さらに進行すると黄疸が発生します。十二指腸がんは進行すると、他へ転移する可能性があります。十二指腸がんは、血液検査で腫瘍マーカーなどを調べると初期でも発見できます。PETも同様に初期で発見できます。ごく初期の段階で発見できれば、内視鏡での切除も可能です。それ以外であれば、開腹手術で切除となります。進行して、他に転移が認められた場合は治療が難しくなります。自覚症状に乏しい十二指腸がんであるからこそ、定期的に検査をして早期発見することが大切です。